同人誌を作成しよう

イラストを描き、コミュニティサイトに投稿するところまでで十分満足できるかもしれませんが、インターネットが普及する以前からある交流の方法として「同人誌」を発行し、イベントに参加して頒布する方法があります。

今や「コミックマーケット」といえば、日本はおろか世界でも通用する有名なイベントに発展しましたが、根幹は作家とファンの交流から発展した年2回のお祭りです。
交流の要素よりも頒布(販売ではありません)が注目されがちですが、コミケができあがっていった経緯には、故・米澤代表の、日本SF大会に端を発した熱い思いがあります。
日本SF大会は、SF作家とSFファンの年に1度の交流会で、全員が対等な立場で「参加者」として参加し、交流することが理念としてあります。(現時点で実際にその通りになっているかは別として。)
このSFをマンガに置き換えた形のイベントとして始まったのがコミックマーケットであり、理念は日本SF大会からの発展系であることからも、参加するすべての人は「参加者」と呼称され、また交流を根幹に据えることから販売ではなく「頒布」と呼んでいます。

コミックマーケット以外にもたくさんの同人誌展示即売会が存在していますので、まずは小さいところから、手の届くところから参加してみましょう。
小さなイベントでは、スケッチブックを交換してイラストを交換しあったり、落書き場所があって交流につながりやすいゆるい環境ができあがっていることが比較的多いです。

イベント情報サイト



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